2008年07月19日
クライマーズ・ハイ

うちの古い小屋を解体していただきました。
それも、丁寧に丁寧に。
何年か前に京都で町屋を解体するのを見かけた時、昔ながらの町屋があっという間に
ただの木屑になっていくのを見ながら、色々なことが頭の中を駆け巡りました。
他人事なのにやっぱり寂しいようなそんな気分に。
たぶん、いずれその解体された場所を見ても「ここってなにがあったかな?」
なんて思い出せない自分がいるんですけど・・・
そして、うちの小屋。
解体すること、残すこと、移動すること、
色々にぶれながら結局は解体してもらうことにしました。
作業をしてくださった方々に話を聞くと、
今の構造にはない柱の組み方になっていたこと。
使ってある柱はリサイクルされたものであること。
いったい何年ぐらい経っているのか・・・?とのこと。
そして、床下には”むじな”の巣らしきものがあったこと。
(うちの小屋の下に住んでるとご近所のうわさでした)
そして、床だけになった時に
「能舞台です(笑) クライマーズ・ハイのようでしたよ。やっとここまできました~」
と作業してくださったMさん。
その日の夕方、古川図書館の入り口に入った瞬間、目が合いました。
本屋大賞コーナーにあった、横山秀夫さんの”クライマーズ・ハイ”
映画にもなったんですね。
小屋を建てた方、小屋を使ってこられた前の住人の方、解体の作業してくださった方。
色々な方の思いを胸に、何もなくなったその場所には木を植えて。。。と考えてます。
写真は西穂高です。




